応援基本事項

応援の際の基本心得

球場に入る時、一礼。 
 
【応援部席を確保】 
・応援団長、団員は演技台を置く位置、団員の配置を真っ先に決める。 
・応援席は縦長が基本。指示が届きやすい。しかし球場の形態によって判断する。

・配置を決めたら、応援生徒や父兄を誘導する。部員は誘導の役割分担をしっかりと決めて齟齬、混乱のないよう指示する。この時から応援指導は始まっており、ここでの不明瞭な対応が、応援部に対する信頼を失わせる。 
・応援席を確保するようにロープを張る。(余裕がある場合で良い) 

 

定期戦の校旗と団旗
定期戦の校旗と団旗

【団旗・校旗に関して】

団旗は、応援部の象徴である

・球場に入るとともに旗手は団旗を揚げる準備を行う。補助として3名は必要。補助がいない場合はマネージャーか野球部1年に協力を願う。 
・旗を地面につけてはいけない。

・通常の試合であれば校旗は揚げない。定期戦の場合は団旗とともに揚げる。(校旗は初回と試合終了時の時のみ) 
・団旗は試合が始まる前から終わりまで揚げておくのが基本。しかしながら、天候などを考慮して団長が判断する。

 

【役割確認】  
・当日は部員、マネージャー、応援部OBが何人いるかで自分の役割を判断しなければならない。 
・天気も雨が降る、降らないで何をすべきか把握する必要がある。 
・応援生徒の数も概数でよいから把握しておくこと。応援生徒数によって応援の形態が変わるので注意が必要。(応援部員は応援生徒の数により、自分たちが応援を「する」側に着くのか、応援を「させる」側に着くのか判断しなければならない

・全体のリーダーは団長であるが、部員も一人ひとりが応援指導のリーダーであり、大きな責任を負っていることを自覚する必要がある。 

 

相手校をにらむ塩福団長
相手校をにらむ塩福団長

【団長の責任】

団長はその応援集団のリーダーであり、応援指導におけるすべての責任を負うことを常に念頭に入れておく

・部員はもちろん応援生徒にとっても団長の指示は絶対と思わせなければならない。

・1000人以上の大人や生徒を指揮することもあるので「自信と誇り」を持ち、いかなる時も堂々とした指示が出せるよう、日頃から意識を高めておくべきである

・演技台が据え付けられたら、団長は演技台の中心に立って相手校をにらみつけておく。(演技台も野球部1年に急いで組んでもらう必要があるということを認識させておく) 
・応援団員の人数に余裕があれば応援席の角々に配置する。(強風など悪天候の時は柔軟に対応するよう団長が判断。団員の安全確保が第一)  

 

【最後に】
応援席では先生も生徒も父兄も全員、応援部員の指示に従ってもらう。そのためにも、日頃の学校生活における信頼が大切である。日頃からの信頼を構築していない者には誰も本気でついてこない。周りに信頼されない者は決して真のリーダーにはなれない。