応援紹介 守備時の応援 その他

守備時の応援

攻撃時の応援は、応援部員がいない学校でも野球部の控え選手が音頭をとって行っていることがありますが、守備時の応援はしっかりとした応援スキルとノウハウがなければ難しいものです。「応援部は守備時にしっかりとした応援ができてこそ本物」といわれる所以がここにあります。我々が目指すところの学生応援の最高峰である東京六大学リーグでは、攻撃応援だけでなく守備時の応援もしっかりとした指揮の下で行われています。

東筑にもさまざまな守備時の応援パターンがありますので、ここで紹介します。

「いいぞ東筑(選手名)」「守るぞ東筑」「頑張れ東筑(選手名)」

アウトを取ったり、ファインプレーをした選手に贈る応援です。基本は「勝つぞ東筑」と同じ要領です。

 

《団員》「元気よーく。いいぞ、いいぞ 選手名 スラーハイ」

《応援席》「いいぞいいぞ選手名、いいぞいいぞ選手名

 

また逆に、ピンチの時には「守るぞ東筑」「頑張れ選手名」と声援をおくります。

 

《団員》「元気よーく。守るぞ、守るぞ 東筑 スラーハイ」

《応援席》「守るぞ守るぞ東筑、守るぞ守るぞ東筑

 

《団員》「元気よーく。頑張れ、頑張れ 選手名 スラーハイ」

《応援席》「頑張れ頑張れ選手名、頑張れ頑張れ選手名

 

どちらも語尾を「選手名~~~…」とだらしなく伸ばさないことが大切です。

3番

相手チームの出塁を許し、我が校がピンチになった時、応援部から「3番いきます。3回叩いて東筑です」の掛け声がかかります。みなさんは応援部の「ダダダン東筑、ダダダン東筑」の声にあわせて、拍手と「東筑!」の掛け声を繰り返しましょう。

7拍子

同じく、我が校がピンチになった時、応援部から「7拍子いきます。7回叩いて東筑です」の掛け声がかかります。みなさんは応援部の「1,2,3,4,5,6,7東筑、東筑、東筑」の声にあわせて、拍手と「東筑!」の掛け声を繰り返しましょう。

ハイハイコール

同じく、我が校がピンチになった時、応援部から「ハイハイコールいきます。東筑ハイハイハイハイです」の掛け声がかかります。みなさんは両手を上げて応援部の声にあわせて「東筑」と上げた手を左右に振った後、拍手しながら「ハイハイハイハイ」の掛け声を繰り返しましょう。

東筑モーション

両手を高く上げ、手のひらをグランドに向けます。「とーちーく」の掛け声とともにモーションをつけます。

横から見たとして | が手を伸ばした状態。 「 が手首を折った状態だとすると、下の図のような動きになります。これを数回繰り返すのです。東筑モーションを行っているスタンドを遠くから見ると、稲穂が風に揺れているようで、非常に美しく見えます。

 

|→ Γ  |→ Γ  |→ Γ  |→ Γ  |→ Γ  |→ Γ  |→ Γ  |→ Γ

  とー  ちー  くー        ハイ   とー  ちー  くー        ハイ

 

応援紹介ページ「伝統の応援スタイル」の映像に一瞬だけ「東筑モーション」の応援シーンが映っています。

東筑ウェーブ

両手を伸ばして前の人の肩に置き、後→前→後と身体を揺らします。その動きに合わせて「とーちーく」と声を出し、「く」と後に動くときに両手を上げます。スタンド全体がうねり美しく大きなウェーブを起こします。守備時だけでなく攻撃時はもちろん、5回終了後グランド整備の時間を利用して行うこともあります。参考資料のページ「昭和62年甲子園」映像の冒頭シーンに、アルプススタンドで行った「東筑ウェーブ」を見ることができます。